公演のお知らせ

大盛況のうち終了致しました

中之島のっと

伝統音楽伝統舞踊 王の宴・ジョグジャカルタ 宮廷舞踊

日時:2015年11月8日(日)13:00開場 13:30開演/18:30開場 19:00開演
会場:大阪市中央公会堂 中集会室
舞踊:大石麻未(Widasari)、西岡美緒、ウィジャヤクスマ
演奏:HANAJOSS、ビンタンララス、コンチョ・コンチョ
料金:前売2000円 当日2500円 学生1000円 未就学児無料

問い合わせ→bintanglaraswayang@gmail.com

練習日のお知らせ


場所:ルマ・ワヤン
大阪府茨木市蔵垣内3−21−3 2F

本楽団への入団や演奏依頼等に関しましては、気軽に下記のアドレスにご連絡ください。
E-mailbintanglaraswayang@gmail.com

2014年10月25日土曜日

10/25の練習


今年の大きなコンサートも終わり、久々にゆったりモードの練習。
pangkur tanjung gunung (パンクル タンジュン グヌン)という、
山に住む花のように可憐な女の子をうたった曲をやりました。

曲の最初から最後まで賛美しっぱなしの曲です。
ジャワの歌には、誰かを賛美する表現がたくさん出てきますが、
日本人からみて面白いなあと思う表現もいろいろ。

「はちみつも苦く感じるほどの甘さ」とか、
「くじゃくのような歩み」(これは何となく分かる気がする)
「お腹をすかせた虎のような優雅さ」とか、
「目が鋭い」とか。

タンジュングヌンの後は、舞踊曲、
「スリカンディVSスロデワティ」
に初挑戦。

二人の女戦士、スリカンディとスロデワティの戦いの曲です。
マハーバーラタという叙事詩から、一場面を切りとったお話。

ドソルンコロ王が、嫁探しをしている際、見初めたのがシティ・スンダリ姫。
ドソルンコロ王はウェディングギフトを用意して、シティ・スンダリ姫に結婚を
申し込みますが、シティ・スンダリ姫にはすでにアビマニュという、将来を約束した
恋人がいました。

怒ったドソルンコロ王は、女戦士スロデワティに、シティ・スンダリ姫を奪い取ってくるよう
命じます。

ドソルンコロ王の命を受けたスロデワティは、シティ・スンダリ姫を奪いに来ますが、
そこに立ちはだかったのがアビマニュ側の女戦士、スリカンディ。

「シティ・スンダリ姫をこちらによこしなさい」
「なりません」
というようなやりとりの後、二人は決闘をはじめます。
どちらも名うての女戦士、素手で戦いますが、なかなか決着はつきません。
二人は剣を抜き、更に激しく戦います。

最後はスリカンディがスロデワティを負かし、
負けたスロデワティはスリカンディに従うようになります。

と、いうお話です。
舞踊曲の中ではこのドソルンコロ王の前置き(結婚を申し込んで云々かんぬん)はなく、
いきなり戦いから始まります。
ジャワの戦いの舞踊曲は、日本の源平合戦の時代の一騎打ちのように、
「やあやあやあ、我こそは・・・」という名乗りから始まり、とても優雅。

来年ぐらいにはコンサートでできるかなあと思うと、
 とても楽しみです!

文章:ミオ





2014年10月14日火曜日

ビンタンララス 2014年10月11日(土)18:00~の練習 参加者8名(うちジャワ人3名)


ペロッグ・ヌム音階の「ウィルジュン」?
スレンドロ音階とペロッグ・バラン音階の2種類のバージョンがあるのだとずっと思っていたが、もう一つあるとわかった。いくらでもバリエーションを作ってしまうのがガムランの面白いところだと思う。
「パンクル・タンジュン・グヌン」は、今年の影絵芝居公演でやった曲。けっこう覚えていたのでルンルン旋律をたたいていたら、途中で急にわからなくなった。

「楽譜・・なかったね。」

ローフィットが紙にサラサラとバルンガン(旋律)を書いてくれる。毎度ながら、驚異的な頭脳だ。先日の演奏で十分長いバルンガンを演奏したが、まだまだ続きがあったのだ。う~む、ジャワ人の創造性は無尽蔵だ。
ガムランを初めて習った時、「パンクル」という曲は32個の音が並ぶ短い旋律だった。それが、もっと続きがあって、またまた続きがあって、さらにつづきがあって、といくらでも続きがあり、同じ旋律でも演奏方法によっていくらでも変化がおこる。「奥深い」とはこのことだな、と思う。
この奥深いことをヒョイヒョイやってしまう人たちがまたとても愉快な人たちだ。休憩タイムの写真をごらんあれ。

(文責 タナ)



2014年10月5日日曜日

ほの灯り金剛寺に出演しました


2014927日(土)ほの灯り金剛寺に出演しました。







大阪市鶴見区にある金剛寺。
雲ひとつない秋晴れ。朱塗りの本堂と広大な庭園すべてがほの灯りのイベント会場に変身です。



 























  ふり注ぐ日差しは夏のように厳しいなかステージではリハーサル開始。






 驚!日除けのガウンから指が
 ニョキッっとでて弾いてる。









 



あぁ、なんだナナンさんでしたか(^_^)お隣はスラメットさん。
暑さに慣れているジャワの人達も今日の日差しはきつそうです。










リハーサルが終わると本番準備。
女子の楽屋はいつもこんなかんじ。メイクする人、髪を作りこむ人、もちろん面白会話を楽しみながら。



























ようやく太陽も沈み、空から月が公演を見守ります。




お客様をご案内するアプローチはこんなかんじ。ステージへの期待が高まります。









 


奉納雅楽演奏 
池の上ステージ。対岸から響き来る笙の音色は ありがたや~ まさに極楽浄土です。






千手観音ダンス 
続いても観音様。真正面から見たらもっと素敵なのでしょうが撮影が難しく・・・。






 




 
 
二胡演奏
こちらは中国から天女が舞い降り、拝殿・ゴングとで3カ国が共演です。あでやか~。




丘の上から見たとこ。はぁ~キレイで溜息でるわあ、ごくらくごくらく。
まだまだ見るところはたくさんあるのですが時間切れでまわれませんでした。
お坊さんに聞いたところ、この日の来場者は3,000人とか!すごいイベントに出演させていただいて光栄です。金剛寺ではほの灯りフォトコンテストを開催しているそうです。選考後お寺のホームページにもっと素敵な写真がたくさん掲載されるかも知れませんね。ガムランの写真もあるといいな。






 
初共演したおりん な~む~。  

Manamitimur